すべての人に可能性と幸せを。新しい概念のもとでエンジニアを育成する「HXエンジニアラボ」説明会開催

この数年、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進んでいます。DXという言葉をテレビや新聞といったメディアで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。「IT化でしょ?」「システムを導入すればいいんでしょ?」と考えている方たちがまだまだたくさんいるようですが、本来の目的は、ITテクノロジーを活用して企業活動だけでなく、人々の生活をより良く変革させるというものです。あくまでITテクノロジーは手段なのです。

以前、LINKな人にも登場していただいた株式会社MarbleSystems代表取締役の時津宝生さん(そのときの記事はこちら)。世界で認められる実力を持つ優秀なエンジニアである時津さんは、このDXに関する本質部分にしっかり目を向け、数多くの企業や団体のDX化に関わっています。そのような中、もっとたくさんのエンジニアが必要だと痛感。さらに、「すべての人に可能性を、すべての人に喜びを」という強い想いから、年齢・性別・経験に関係なく、誰もがエンジニアになれる世の中にと考え、2023年春からエンジニアを育成する「HXエンジニアラボ」をスタートさせます。

春からのスタートに向け、2月まで定期的に「HXエンジニアラボ」の説明会を実施。1月20日(金)に行われた3回目となる説明会へ参加してきました。

時津さんは学校でエンジニアのスキルを学んだわけでもなく、パソコンに触れたこともないまま会社に入ってからコツコツ学び、エンジニアとしてのスキルを身に着けてきた努力家。さまざまな現場で実績を重ね、設計、開発、ネットワーク、運用保守までトータルで関われる「フルスタックエンジニア」として活躍してきました。超高速開発が可能なアウトシステムズ社のツールを用い、数多くの素晴らしいシステムを構築。2018年には同社から、ビジネスの新しい価値やイノベーションを生みだした組織や人に贈られる賞も受賞しました。オランダで行われた授賞式の際、「システムを作ってハッピーになったかい?」とアウトシステムズ社の役員に声をかけられたとき、あらためてシステムは使う人を幸せにするものでなければならない、そして作ったエンジニアも幸せでなければと思ったそうです。

2019年に独立してからは、「データ分析」「現場力」「AI活用」「超高速開発」の4つの開発スキームを駆使し、あらゆる企業のDX化を進めてきました。時津さんは「現場力」を重要視しており、実際にシステムを使う人たちがいる現場へ足を運びます。生の声や空気感などをキャッチすることが大事だと考えています。DXの本当の目的は「人間力を推進するもの」と断言する時津さん。根っこの部分に人間力がないと成立しないプロジェクトであると話します。

世界的にエンジニア不足が訪れるといわれる「2025年の壁」。しかし、もうすでにエンジニア不足は深刻な問題となっています。時津さんも一緒に仕事に取り組んでくれる優秀なエンジニアを求め、アウトシステムズ社の紹介でベトナムのダナンへ。そこで目にした自然と調和したITスマートシティの景色、いきいきと仕事に取り組んでいるエンジニアの数の多さ、すべてに驚いたと話します。商談の結果、「人のためのシステム開発を行っている」と話す時津さんの熱意が伝わり、ダナンと技術共有していくことになります。

時津さんは、あらゆる人が混ざり合い、共生していける社会が創造したいといつも考えている人。エンジニアとしてそんな社会を作っていくために貢献できることは何かを常に考えてきました。そこでベトナムだけでなく、やはり日本国内にもエンジニアを増やしたいと考えます。やる気があれば経験や年齢、障がいのあるなしに関係なく、主婦でも高齢者でも不登校の子でも、すべての人に可能性があるとし、みんながエンジニアになれる機会を設けることにします。それが春から始まる「HXエンジニアラボ」です。HXとは、ハッピートランスフォーメーションのこと。時津さんがDX化を手がけているビルメンテナンスの会社・テックサプライの社長である幡優子さんが「社員の幸せのためのDX」と話したことをきっかけに、生まれた言葉です。※HX(HAPPY TRANCEFORMATION)は株式会社テックサプライの商標登録です

「HXエンジニアラボ」では、「タッチクラス」というアプリを使う「タッチクラスエンジニア」と、さらにレベルアップしたアウトシステムズ社のツールを用いた「HXエンジニア」の2クラスを用意。タッチクラスは3カ月、HXエンジニアは半年の受講が必要となります。短期間でエンジニアとして独立できるカリキュラムは、ゼロベースからエンジニアになった時津さんだからこそ作り上げられる内容。学んだことを即実践で使えるように、もちろん仕事面でのサポートも考えているそうです。「大事なのは、何のためのシステムなのか、使命は何なのか。そこをきちんと伝えながら、スキルも身に着けてもらいます。ラボを通じて2年間で1万人のエンジニアを育成することが目標です」と話します。 人はもっと自分のために時間を使って、人間らしく幸せに暮らしていくべきだと時津さん。そのためのDXであり、機械に任せられるものは任せてしまい、人と人が対話する時間を作ることが大事で、それこそがHX、幸せのための変革であると最後に話してくれました。

「HXエンジニアラボ」の説明会の今後の予定は、

・1月28日(土)13時~15時

・2月4日(土)16時~17時(オンラインあり)

・2月9日(木)18時30分~19時30分(オンラインあり)

会場は札幌円山裏参道 Studio Pono(札幌市中央区南1条西24丁目1-11LEADビル 3階)。参加費500円(リアル参加の場合のみ)。

遠方のため参加できない方は、2月4日(土)からのzoom配信でオンライン参加が可能です。会場にお越しのリアル参加者の方は、そのあとに時津さんとの懇談会を1時間行います。

問い合わせや申し込みは、宮澤洋子さんへ
 090-2811-7378
sdgshokkaido.miyazawa@gmail.com

運営/MarbleSystems×テックサプライ

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